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尖圭コンジローマは手術をしても再発してしまう性病

2019年12月10日
男性を診ている医者

尖圭コンジローマは生殖器とその周辺に発症する性病で、20代の男女に多く見られます。性器へのHPV6型、11型の感染が原因で起きる性病で、一定の潜伏期間を経てから発症するのが特徴。この病気に感染すると、3週間から8ヶ月の潜伏期間を経て性器や肛門の周辺にトサカ状やカリフラワー状のイボができるのです。

そのイボは先がギザギザに尖っているという特徴があります。色はピンク、白、褐色、黒などさまざまです。その他の自覚症状はほとんどありませんが、かゆみや痛みを感じることもあります。治療せず放置しているとイボの数が増えたり、患部の面積が広がったりする症状が発現することも。性器がんに悪性化することもあり、男性の場合は陰茎がん、女性の場合は子宮頸がんを引き起こすリスクもあるのです。

さらにパートナーに感染させてしまう可能性もあるため、尖圭コンジローマに感染したら放置せず適切な治療を行うことが大切。尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルス6、11型などが原因の性感染症です。尖圭コンジローマの治療にはレーザーやハサミでイボを取り除いたり、焼いたりする外科的な治療方法があります。

しかし、手術をしても再発してしまうことがあるため、手術後は経過観察する必要あり。また、患部が尿道付近の場合はレーザーが使えないことも。外科的な方法以外に、免疫を活性化させる作用を持っているイミキモドを主成分にしているベセルナクリームを患部に塗布される方法も尖圭コンジローマの治療に用いられるのです。

現在、イミキモドを含有したベセルナクリームのジェネリックであるイミキアドクリームも発売されていて尖圭コンジローマの治療に利用されているのです。ジェネリックのイミキアドクリームでしたら、ベセルナクリームと効果は同様でありながらより低価格で入手可能であるため、治療にかかるコストを削減できるメリットがあります。

一般的に性感染症の予防にはコンドームの使用が推奨されますが、この病気はコンドームを使用しても完全に感染予防することはできません。これは、尖圭コンジローマの病変がコンドームを使用してもカバーできない範囲にあることがあるためです。

万一、自分が尖圭コンジローマに感染していた場合は、パートナーにその旨を伝えて検査を受けることを勧めましょう。現在では尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルス6、11型に有効なワクチンも国内で承認されていて接種可能です。

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